『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)』
https://m.media-amazon.com/images/I/71Ru5OzWxvL._SY425_.jpg https://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E3%82%AB%E3%83%84%E4%BB%A3%E3%81%A8%E6%A0%97%E5%8E%9F%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%BF-%E6%96%99%E7%90%86%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AE%B6%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%98%BF%E5%8F%A4-%E7%9C%9F%E7%90%86/dp/4106106175/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&sr=8-1
ISBN:4106106175
家庭料理の〝革命家〟と〝カリスマ〟の魅力に迫る、本邦初の料理研究家論!
テレビや雑誌などでレシピを紹介し、家庭の食卓をリードしてきた料理研究家たち。彼女・彼らの歴史は、そのまま日本人の暮らしの現代史である。
その革命的時短料理で「働く女性の味方」となった小林カツ代、多彩なレシピで「主婦のカリスマ」となった栗原はるみ、さらに飯田深雪、土井勝、辰巳芳子、有元葉子、高山なおみ、ケンタロウ、コウケンテツ……。百花繚乱の料理研究家を分析すれば、家庭料理や女性の生き方の変遷が見えてくる。これまで誰も語らなかった料理研究家論。
【目次】
プロローグ――ドラマ『ごちそうさん』と料理研究家
第一章 憧れの外国料理
(1)高度成長期の西洋料理――江上トミ、飯田深雪
(2)一九八〇年代のファンシーな料理――入江麻木、城戸崎愛
(3)平成のセレブ料理研究家――有元葉子
【料理再現コラム1】『入江麻木の「なすのムサカ」
第二章 小林カツ代の革命
(1)女性作家の時短料理術
(2)小林カツ代と「女性の時代」
(3)カツ代レシピを解読する
(4)息子、ケンタロウの登場
【料理再現コラム2】 小林カツ代の「栗ご飯」
第三章 カリスマの栗原はるみ
(1)平成共働き世代
(2)はるみレシピの魅力
(3)あえて名乗る「主婦」
(4)最後の主婦論争
【料理再現コラム3】 栗原はるみの「にんじんとツナのサラダ」
第四章 和食指導の系譜
(1)昭和のおふくろの味――土井勝、土井善晴、村上昭子
(2)辰巳芳子の存在感――辰巳浜子・辰巳芳子
【料理再現コラム4】 土井勝の「栗と鶏肉の煮もの」
第五章 平成「男子」の料理研究家――ケンタロウ・栗原心平・コウケンテツ
【料理再現コラム5】 ケンタロウの「焼き厚揚げのオイスターソース」
エピローグ――プロが教える料理 高山なおみ